若狭路−1

若狭海と京を結ぶ道


若狭街道地図    ■■若狭路の概略■■ 
■京都の大原口から若狭路へ向かうこの鯖街道は、比叡の山々を東に、鴨川の源流の一つである清らかな高野川沿いに八瀬、大原とさかのぼり、丹波高地と比良山地の間を、途中、花折峠を越えて、近江の朽木に出て、保坂で敦賀に至る道と分かれて西へ道をとると、水坂峠を越えて小浜に至る。
■この道は、若狭の海からサバ、カレイなど魚介類を京都へ運ぶ鮮魚の道でもあった。
小浜駅前■小浜駅。小浜から熊川─水坂(みさか)峠(=九里半峠)─保坂(ほうざか)を経て琵琶湖西岸の今津に至る九里半越えともよばれる道。
■保坂で今津への道と分かれ、朽木─花折峠─途中村─大原を経て京都の出町柳に至る道。通称は鯖街道といわれている。
■かの有名な京都大原には、後鳥羽天皇や順徳天皇の御陵、代々の法親王が住持した三千院、建礼門院が余生を送った寂光院などがあって、往時の面影を静かにしのばせている。

朽木渓谷
朽木渓谷
三千院朱雀門
三千院朱雀門
若狭の海
夕日の若狭の海


このページの上に戻る


 ホームページトップへ  街道トップへ  次のページへ  前のページへ