野田第2次改造内閣
問題は民主の派閥争い?
NO.13
◆改造までの経緯
◆6月4日、野田第2次改造内閣が発足した。
「野田内閣」および「野田内閣 (第1次改造)」も2012年(平成24年)1月13日に内閣総理大臣の野田佳彦は発足後4ヶ月足らずで内閣改造を断行。それによって発足した野田第1次改造内閣では、第180通常国会にて、税と社会保障の一体改革を掲げて論戦に入ったが、その矢先に防衛大臣の田中直紀が北朝鮮によるミサイル発射問題での対応に不手際があったとして批判を受け、また、国土交通大臣の前田武志が2012年4月15日に施行された岐阜県下呂市長選挙において、告示前に石田芳弘(元民主党衆議院議員)への投票を呼び掛ける文書に自ら署名し、地元の建設業協会幹部へ送っていたことが発覚してそれぞれ参議院で問責決議案が可決された。
◆その時点では野田首相は両閣僚を続投させる方針であったが、政権側が今国会の最大の課題とする消費税法改正案を柱とする税制改正法案を国会で成立させるため、野党との協力関係構築を図るべく今回の内閣改造を行うこととなった。
◆閣僚13人が留任し、内閣改造での留任人数としては歴代最多記録となった。
◆以上のような内容であるが、問題は、これまでの政党(特に自民)と同様な、派閥体制にある。一時新しさを感じさせてくれていた、民主だが、古い体質をもった政党、寄せ集めの政党だと、ということが判明する。
◆さらに、「マニフェストにないことをやり、あることをやらない」ことで看板がすっかりはげ落ちている。
◆これでは、そう長くはもたないであろう。兎に角、官僚主導に任せ、本来の政治主導がままならぬことが、一番国民をいらいらさせる。その最たるものが、野田総理である。
◆消費税の増税など、きな臭い煙が立ち込めてきている。財務大臣時代にどれほど、官僚たちにうまい汁を与えられてきたのか。国民はしらない。そう言えば、管前総理も財務大臣経験者で、そのときに、この消費税増税のことを口走るようになった、のであった。
◆早晩、この顔ぶれではまた、持たないのではないか、少し先を楽しみにしていては、悪いのかな?
◆ちょっと、無責任過ぎるかもしれないなぁ…。