批判ばかりの政治家に
うんざり……


【NO.08】

 


 
























 


◆3月はじめのある全国紙の「みんなの広場」に中学生の投稿があった。わずか15歳の女子中学生が現在の政治状況について投書している。表題のような内容であった。この投書を読んだ政治家の諸君よ!中学生に言われるようじゃ世もお終いではないか。もっとしっかりしてほしいと思い、投稿の全文を紹介したい。政治家の奮起を期待して……。

 通常国会での谷垣禎一自民党総裁の発言を聞いていると、少し前の民主党に似ているなと思います。日本人は批判するのが得意であり、好きだということを痛感するからです。思えば、国会では批判している場面しかニュースで見ないし、人の悪口ばかり書いてある週刊誌も世から消えません。

 私は、批判ばかりしていていっこうによくならない場所で仕事をしている国会議員の給料が、毎日に必死で働いているお父さんやお母さんが納めた税金であることを思うと、もっと国のために働いてよと言いたいです。TBSのドラマ「運命の人」を見ていても、国会議員は自分を守っているだけのように思えてなりません。

 もちろん、国会議員全員がそういうわけではないことはわかっています。しかし、批判することばかりを考えるより、どうすれば国会や国がよくなるかを考えるべきです。そして、どんどん借金ばかりが増えて増税などを国民に訴えるなら、もらいすぎの議員の給料を減らしてほしいです。 

◆これは千葉県流山市の女子生徒が書いて、全国紙が紙面に載せたものです。どうにかならないものかと胸を痛めているのです。政治家の皆さんはこの中学生の悲痛な叫びに応える必要があると思います。

◆とにかく悲壮感のただようこの政治状況の打開に、粉骨砕身がんばってもらわなければ世も末です。中学生より先に世に出たものの務めである。しかも「先生」・「師」といわれる人々は、とくに肝に銘じてもらいたいと思う。

 

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