オダマキ
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■現在の日本で西洋オダマキと呼ばれているものは、ヨーロッパ原産のアクイレギア・ブルガリスと北米産の大輪の花を咲かせる数種との交配種をさすようになっています。 ■オダマキの仲間はもともと雑種をつくりやすいこともあって、きわめて多数の園芸品種がありますが、多くの場合、国内では個々の品種名を明記せずに色別や混合種子の形で流通しています。 ■いずれも丈夫な宿根草で、高さ30〜50cmになり、株の中心からまっすぐ伸びた茎に赤、黄、青紫、白、桃色などの4〜5cmの花を多数咲かせます。葉は根元にまとまってつきます。 ■本来セイヨウオダマキの和名をもつアクイレギア・ブルガリスはヨーロッパ原産の多年草で、高さ30〜50cm、オダマキに似ていますが茎がまっすぐに伸びて10輪前後の青紫色の花がうつむいて咲きます。長く栽培されてきたため白花や桃色、赤紫、黒紫色など花色の変異が豊富です。変種に八重咲きのフローレ・プレノがあり、変種のステラータは同じ八重咲きでも、距(花の後ろに突き出した部分)のないタイプで八重咲きのクレマチスのような形の花を咲かせます。 ■科名 / 属名:キンポウゲ科 / オダマキ属/多年草/原産地~北米大陸、ユーラシア ■草丈/樹高 30〜50cm 開花期 5月〜6月 ■花色 白,ピンク,赤,オレンジ,黄,青,紫,茶,黒 栽培難易度 ■耐寒性 強い 耐暑性 普通 ■特性・用途 落葉性,耐寒性が強い,日陰でも育つ,初心者でも育てやすい。 |
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